七五三にふさわしい服装は?夫婦の服装を決めるときの注意点とは

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/02/24

七五三の服装

可愛い我が子の成長を願う、一大イベントといえば七五三です。普段ではなかなか着る機会がない着物や、きれいな衣装を着た我が子を見るのは非常に微笑ましいことですが、夫婦の服装はどうするのがベストなのか、意外と答えられないのではないでしょうか。今回は夫婦の服装を決める際の注意点と、付き添いの親族の服装についても解説します。

七五三は子どもが主役!服装を決めるときの注意点

七五三は子どもの成長と健康を願う一大イベントで、思い出に残すためにも記念写真を撮影するのが一般的です。記念に残しておく大切な写真となるので、服装もしっかりと整えたいものです。ハレの日の主役である子どもが着る服装は、正装がベストです。

一般的な正装のルールとしては、和装の着物の方がより格が上となりますが、和装でも洋装でも問題ありません。ただし、注意をしておく点は、七五三は子どもが主役ということです。

両親や付き添いの方の服装は、子どもよりも目立ち過ぎないように、また、格が下となるように心がけなければなりません。あくまでも子どもが主役のイベントで、周りの服装があまりにも目立ち過ぎると、誰が主役なのかわからなくなる恐れがあります。

必ず、子どもの方が華やかで格上の形となるように、気をつけなければなりません。また、夫婦の服装の格を統一する点も重要です。和装でも洋装でもどちらでもよいですが、洋装の方がより格が下となることから、子どもを目立たせるためにも、セミフォーマルで統一する方が無難かもしれません。

もし、子どもと同じく和装で揃えるのであれば、父親は紋無し羽織袴で、母親は付け下げや色無地の着物、訪問着などを選択し、子どもを引き立てるように努めるとバランスが取れます。

子どもよりも目立たないように努める必要はありますが、夫婦の服装に色味がまったくないと地味な印象もあるため、一つだけ色味のアクセントを入れたり、ネクタイもお祝いの色である赤を入れてみたり、多少の遊び心であれば、華やかな雰囲気が出るため、積極的に取り入れてもよいでしょう。

「パパはスーツでママは和装」が定番?

七五三での両親の服装の定番について、最近の流れでは、父親はスーツを着るのが一般的といえます。とくに、子どもを引き立たせる観点からも、普段使いのビジネススーツなどをそのまま着用する形が多いです。

普段来ているスーツをそのまま着る形であれば、気が楽な部分はありますが、シワが目立つとせっかくの機会が台無しになってしまうため、クリーニングに出しておくなど、事前に状態をチェックしておくとよいでしょう。

次に、母親に関しては、和装洋装、どちらも七五三の定番の服装といえるため、本人や子どもの好みに合わせる形で選択すれば問題はありません。洋装であれば、動きやすいスーツがおすすめです。

スカートでもパンツでもどちらでも問題なく、好みで選べるので気楽です。また、ワンピースも華やかな印象が出るため検討する余地はあります。ただし、ワンピースの際は、スカートがひざ丈のものとし、ジャケットは必ず着用するようにしましょう。

ご祈祷やお参りの際、服装をチェックされる場合も少なからずあるため、ジャケットは必ず用意しておくとよいでしょう。もし夫婦ともに和装を選択するならば、子どもよりも目立たないような、紋無し羽織袴、色無地の着物や訪問着などを選択するようにしましょう。

付き添いの家族の服装はどうする?

付き添いの家族の服装についても説明します。兄弟姉妹や祖父母など、付き添いの服装もルールがあります。まず、兄弟姉妹に関しては、主役の子どもと年齢が近い場合は、少しおしゃれなよそ行きの服装で揃えるとよいでしょう。

男の子はスーツやネクタイ、女の子はブラウスやワンピースなど、普段よりも華やかな服装に揃えると雰囲気がでます。ただし、こちらも両親の服装選びの際と同様に、主役の子どもより目立たないようにすることを心がけましょう。

次に、主役の子どもと年齢が離れている場合は、きれいなよそ行きの服でも、学生服でもOKです。もし記念写真を見返した際に、兄弟姉妹が学生服であれば、学生時代の思い出やその頃の気持ちや風景なども、一緒に楽しむことができるかもしれませんので、あえて学生服を選択することを検討してもよいかもしれません。

最後に、祖父母や親戚の服装ですが、基本的には両親の服装と同じ考え方で問題ありません。もしビジネススーツがない場合は、スラックスにジャケットを合わせるような形でもOKです。子どもを引き立てるような服装で、清潔さをアピールするように心がければよいでしょう。

まとめ

七五三は、子どもにとっても家族にとっても特別なイベントです。せっかく記念に残る機会なので、ルールに沿った服装を心がけるようにしましょう。子どもが主役という点を頭に入れて、子どもよりも格上の服装にはせず、子どもよりも目立たない服装を心がけましょう。父親はスーツが一般的ですが、和装にする際は紋無し羽織袴がよいでしょう。母親は、和装洋装、どちらも定番ですが、和装の際は色無地の着物、訪問着などを選択し、洋装の際はジャケットを用意しておきましょう。七五三の主役は子どもです。主役のためにも、夫婦や周りの方の服装は気をつける必要があります。記念に残る七五三になるように、服装のルールや注意点は、必ず事前に整理しておくことをおすすめします。

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